SAKAKI神社備忘録 > 神社 > 東京都の神社 > 亀戸天神社
御祭神 |
天満大神(菅原道真公) <相殿> 天菩日命(あめのほひのみこと・菅原家の祖神) |
鎮座地 | 東京都江東区亀戸3丁目6番1号 |
創建 | 寛文2年(1662年) |
社格等 | 准勅祭社(東京十社) 府社 |
例祭 | 8月25日 |
公式サイト | http://kameidotenjin.or.jp/ |
変り剣梅鉢
東京の学問の神様として有名な亀戸天神社。
一般には「亀戸の天神さま」「亀戸天満宮」とも呼ばれ親しまれています。
古くは総本社である太宰府天満宮に対して「東宰府天満宮」とも呼ばれていました。
明治6年(1873年)に東京府社になったことにより亀戸神社、昭和11年(1936年)に亀戸天神社となりました。
JR亀戸駅、錦糸町駅の中間くらいにあって、徒歩約15分。
東京スカイツリーからも徒歩約25分で着きます。
亀戸駅から行くと商店街には色々な店があります。
くず餅で有名な船橋屋や江戸切子の店など、東京の下町の街並が見られます。
太鼓橋。
歌川広重の「名所江戸百景」にも描かれました。
太鼓橋の上から。
社殿と藤棚を一望出来ます。
下の写真は冬なので葉がなく、見通しが良いです。
江戸時代から「亀戸の藤」と言われたほど、亀戸天神社の藤は有名です。
写真の藤棚が一斉に開花して、境内が藤色に染まるそうです。
まだ一度も行ったことがないので、いつか行ってみたいです。
社殿。
正保年間(1644-1647年)、太宰府天満宮の神官・菅原信祐(道真公の末裔)は天神信仰を広めるため諸国を巡りました。
本所亀戸村にあった天神の小祠に、道真公ゆかりの飛梅で彫った天神像を奉祀したのが始まりといわれています。
当時、明暦の大火からの復興事業として、徳川幕府は本所開発を行なっていました。
天神様を崇敬していた4代将軍徳川家綱公は、現在の地に社地を寄進しました。
太宰府天満宮に倣い、社殿・楼門・回廊・心字池・太鼓橋などが造営されました。
以来300年以上経った現在も、東国天満宮の宗社として崇敬されてきました。
神牛。
菅原道真公と牛は縁が深いです。
神牛に触れることで、病気を治し知恵を得ると言われています。
鷽の碑。
うそ替え神事は毎年1月24日 、 25日に行われ、縁起物の木彫りの鷽(ウソ)が授与されます。
「去年の悪しきはうそ(鷽)となり、まことの吉にとり(鳥)替えん」との言い伝えがあります。
五歳の菅公像。
幼少の頃から学才に優れていた道真公は、5歳にして
美しや
紅の色なる梅の花
あこが顔にも
つけたくぞある
と詠まれたと伝わっています。
手水舎には亀が居ました。
境内社の御嶽神社。
道真公の教学上の師である延暦寺第十三代座主法性坊尊意僧正を祀っています。
JR総武線・東武亀戸線「亀戸駅」から徒歩15分。
JR総武線・東京メトロ半蔵門線「錦糸町駅」から徒歩15分。
掲載情報は参拝時のものです。
最新のものではない可能性があります。