SAKAKI神社備忘録 > 神社 > 千葉県の神社 > 香取神宮
御祭神 | 経津主大神(ふつぬしのおおかみ) |
鎮座地 | 千葉県香取市香取1697-1 |
創建 | 神武天皇18年(紀元前643年) |
社格等 | |
例祭 | 4月14日 |
公式サイト | http://www.katori-jingu.or.jp/ |
五七の桐
香取神宮参道正面の第二鳥居。
全国に約400社ある香取神社の総本社です。
香取神宮は鹿島神宮と共に蝦夷に対する大和朝廷の前線基地であり、重要視されていました。
平安時代から明治維新まで「神宮」の称号で呼ばれていたのは、伊勢神宮・鹿島神宮・香取神宮の三社だけでした。
第二鳥居をくぐると、すぐ左に護國神社の参道があります。
昭和21年9月創建。
明治以降の国難に殉じた香取郡出身の御霊を御祭神としています。
護國神社の横を抜けると要石があります。
古くより、この地方は大変地震が多く、地中に大きなナマズが住み着いて荒れ騒いでいるのだと思われてきました。
要石は地中に深く石棒を差し込み、大ナマズの頭尾を刺し通されたと言われています。
香取神宮は凸形、鹿島神宮は凹形。
水戸光圀公が香取神宮参拝の折、これを掘らせましたが根元を見ることが出来なかったと言われています。
参道へ戻り、第三鳥居へ。
総門。
狛犬。
鮮やかな朱の楼門。
元禄13年(1700年)に造営されました。
掲額は東郷平八郎元帥の筆によるものです。
楼門の狛犬。
Tシャツの右半分が口を開いた「阿形(あぎょう)」、左半分が口を閉じた「吽形(うんぎょう)」をデザインしました。
黒塗の拝殿。
楼門と同じ元禄13年(1700年)に造営されました。
本殿。
右は樹齢約1000年と言われる御神木。
根廻りは約10mもあります。
境内には海上自衛隊練習艦かとりの錨があります。
利根川岸にある津宮浜鳥居。
かつての一ノ鳥居です。
香取神宮からは約2.5キロの地点にあります。
神様(経津主大神)がここから上陸したことに由来しています。
かつて水運で栄えたからでしょうね。
鳥居の近くには常夜燈、与謝野晶子歌碑があります。
津宮浜鳥居から続く道がかつての表参道。
途中には境外摂末社の忍男(おしお)神社 、膽男(まもりお)神社、沖宮(おきのみや)などがあります。
JR成田線 佐原駅から車で約10分。
JR成田線 香取駅から徒歩で約30分。
電車で香取神宮に参拝する場合は、公式サイトでは駅から遠いので、駅からはバスやタクシーを利用するように書かれています。
平成24(2012)年に行った時は、佐原駅で下車してレンタサイクルで行きました。
「下総の小江戸」と呼ばれる佐原市街(1つ下の写真)を通り、観光したり鰻を食べたり出来るのでオススメです。
表参道の一ノ鳥居(2つ下の写真)を通って、佐原駅から20分くらいで着きますよ。
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掲載情報は参拝時のものです。
最新のものではない可能性があります。