SAKAKI神社備忘録 > 神社 > 埼玉県の神社 > 三峯神社
菖蒲菱
寳登山(ほどさん)神社、秩父神社に参拝後、武蔵国の一番奥にある三峯神社に来ました。
寳登山神社、秩父神社、三峯神社の三社は、秩父三社と呼ばれ古くから信仰を集めています。
参道の入口には、全国でも珍しい三輪鳥居(三ツ鳥居)があります。
明神鳥居を3つ組み合わせた鳥居です。
他に有名なのは奈良県桜井市の大神神社(おおみわ)ですが、直接見ることは出来ないそうです。
他に確認出来たところでは、東京都墨田区の牛嶋神社にもあります。
それなので鳥居好きの方は、三峯神社はおすすめです。
三峯神社でもうひとつ有名なのが、狼の狛犬。
「猪等から農作物を守る→災害から守ってくれる」狼を「お犬様」として、信仰するようになりました。
元禄4年(1691年)建立の随身門。
随身門にも狼がいます。
石段を登って遥拝殿へ向かいます。
遥拝殿は神社内で下界が一望できる唯一の場所です。
此処から妙法ケ岳(みょうほうがたけ)山頂の奥宮を遥拝します。
遥拝殿。
遥拝殿からの眺め。
遥拝殿から見える妙法ケ岳山頂。
此処にも狼はいます。
梶原一騎先生の「空手バカ一代」でお馴染み、極真空手の創始者・大山倍達総裁の碑。
大山総裁は、三峯神社で何度も山ごもりをしたのは有名ですね。
本殿に向かう途中にある日本武尊の銅像。
5.2mもある大きな銅像です。
日本武尊は東征の途中に、イザナギノミコト、イザナミノミコトを祀って、三峯神社の創始者と言われています。
この階段を登ると拝殿です。
三ツ鳥居からここまで結構歩くのですが、道中で見るところが多いのであまり時間を感じません。
此処にも狼はいます。
彫刻が立派な手水舎。
灯篭。
寛政12年(1800年)建立の拝殿。
重厚な雰囲気があります。
秩父多摩甲斐国立公園内の標高約1100mに鎮座しています。
自動販売機にも狼がいます。
西武秩父線の西武秩父駅からバスで約75分。
途中で秩父鉄道の三峰口駅にも停まるので、三峰口駅からも乗ることかできます。
渋滞がよく発生する道なので、時間には余裕を持っていた方がいいです。
三峰口駅近くから三峰山頂までロープウェイがありましたが、2007年に廃止になってしまい、現在は公共交通機関で参拝するには上記のバスで行くことになります。
自動車道がなかった時代のかつての参道がハイキングコース(大輪バス停から)になっています。
小学生の頃に登ることができたので、そんなに難易度が高い道ではないと思いますが、標高差は700メートルくらいあるので、十分な装備をした方がいいと思います。
休憩時間も含めて、3時間くらいは見ておいた方がいいでしょう。
掲載情報は参拝時のものです。
最新のものではない可能性があります。