SAKAKI神社備忘録 > 神社 > 東京都の神社 > 兜神社
御祭神 |
倉稲魂神(うがのみたまのかみ) <相殿> 大国主命(おおくにぬしのみこと) 事代主命(ことしろぬしのみこと) |
鎮座地 | 東京都中央区日本橋兜町1-12 |
創建 | 明治11年(1878年) |
社格等 | |
例祭 | 4月1日 |
公式サイト |
兜
東京株式取引所(東京証券取引所の前身)が設けられるにあたり、明治11年(1878年)5月に取引所関係者一同の信仰の象徴および鎮守として兜神社を造営。
兜町はかつては沼地でしたが、江戸時代に江戸城築城のために埋立が行われました。
江戸時代の後期から、鎧の渡付近(現在の中央区日本橋小網町の日本橋川に架かる鎧橋付近にあった渡船場)に平将門公を祀ったといわれる鎧稲荷や源義家公所縁の兜塚が、近隣の住民や魚河岸へ出入りする漁民の信仰対象となっていたようです。
兜町一帯の土地を所有していた三井家が信仰している東京都墨田区の三囲神社の境内摂社である福神社から分霊し、大国主命と事代主命を合祀しました。
社殿。
境内に安置されている兜岩。
兜岩にはいくつか由来があります。
1.承平の乱(935~940年)にて、藤原秀郷公が平将門公を討ち取り、首を京都へ運ぶ際に平将門公の打首に兜を沿えていたのですが、この地で罪滅ぼしにと兜だけ土中に埋め塚を作って供養した。
2.前九年の役(1051〜1062年)において、源義家公が奥州征伐に向かう際、岩に兜をかけて戦勝祈願をした。
3.後三年の役(1083〜1087年)において、源義家公が奥州から凱旋してきた時、東夷鎮定の祈願を兼ねて兜を楓川の辺の土中に埋めて塚を作った。
門や手水舎には兜の紋があります。
境内の案内板。
東京メトロ東西線「茅場町」駅から徒歩5分。
東京メトロ銀座線・東西線、都営地下鉄浅草線「日本橋」駅から徒歩5分。
東京メトロ銀座線・半蔵門線「三越前駅」から徒歩10分。
東京メトロ日比谷線、都営地下鉄浅草線「人形町駅」から徒歩10分。
掲載情報は参拝時のものです。
最新のものではない可能性があります。