SAKAKI神社備忘録 > 神社 > 三重県の神社 > 皇大神宮 伊勢神宮(内宮)
御祭神 |
天照坐皇大御神(あまてらしますすめおおみかみ) <相殿> 天手力男神(あめのたぢからおのかみ) 万幡豊秋津姫命(よろづはたとよあきつひめのみこと) |
鎮座地 | 三重県伊勢市宇治館町1 |
創建 | 垂仁(すいにん)天皇26年(B.C.4年) |
社格等 | 式内社(伊勢国度会郡 大神宮 三座) 二十二社 |
公式サイト | http://www.isejingu.or.jp/ |
花菱
平成21年7月に1度目の参拝。
猿田彦神社から徒歩でおかげ横町を抜け、五十鈴川に沿って内宮へ。
五十鈴川には、倭姫命(やまとひめのみこと)が御裳(みも)のすその汚れを濯いだという伝説があります。
五十鈴川は御裳濯川(みもすそがわ)とも呼ばれています。
五十鈴川のほとりに鎮座する皇大神宮(内宮)は、皇室の御祖神であり日本人の大御祖神である天照大御神をお祀りしています。
今から2000年前、三種の神器の一つである八咫鏡(やたのかがみ)をご神体として、倭姫命が伊勢の地にお祀りしました。
現在でも全国の神社の本宗として特別に崇敬を集めています。
全国の神社で授与される神宮大麻は皇大神宮の神札です。
天皇が皇位の正統たる証として,皇位継承と同時に継承され代々伝えた三種の神器をデザイン。
三種の神器とは天孫降臨の際に、瓊瓊杵尊が天照大神から授けられた八咫鏡・八尺瓊勾玉・草薙剣(天叢雲剣)のことです。
現在では草薙剣は熱田神宮に、八咫鏡は伊勢の皇大神宮(内宮)に、それぞれ御神体として奉斎され、八尺瓊勾玉は草薙剣の形代とともに皇居の「剣璽の間」に安置されています。
宇治橋に到着。
五十鈴川に架けられた木造の橋は神宮の表玄関です。
日常の世界から神聖な世界を結ぶ架け橋といわれます。
宇治橋の向こう側が神苑です。
式年遷宮の4年前ということで架け替えの新しい橋を造っていました。
今はもう完成して、平成21年11月3日には渡り初めが行われたそうです。
宮大工の方達はみんな白い装束で、心地よいリズムを刻みながら木槌を叩いていました。
皆でリズムをあわせて叩くのは、現在の世の中の価値観で言うと、決して効率は良くはない。
上手く言えないけれど、そのリズムはきっと日本人にとって心地よいリズムだったと思います。
宇治橋を渡って、神苑へ。
やはり他とは違います。
広い神社でも、外を走る車の音などが聞こえると、醒めてしまうことがよくあります。
でも内宮は完全に俗界と遮断されている感じがします。
第一鳥居。
手水舎
五十鈴川御手洗場(みたらし)。
参拝する前に心身を清める場所です。
五十鈴川御手洗場から見た第一鳥居
第二鳥居
神楽殿。
お札やお守りは此処で受けられます。
五丈殿。
風日祈宮橋を渡り風日祈宮(かぜひのみのみや)へ。
別宮 風日祈宮。
風日祈宮は、風の神さまである級長津彦命(しなつひこのみこと)と級長戸辺命(しなとべのみこと)をお祀りしています。
鎌倉時代の元寇の時、神風を吹かせて日本を守った神様としても知られています。
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別宮 荒祭宮(あらまつりのみや)。
天照大御神の荒御魂(あらみたま)をお祀りする別宮。
式内社の荒祭宮(伊勢国度会郡)に比定されている古社です。
荒祭宮は正宮に次ぎ尊いとされ、第一別宮として丁重にお祭りが行われています。
荒御魂とは神の特別な働きをする状態。
または神が現れた状態と言われています。
正宮(しょうぐう)。
皇室の御祖神である天照大御神をお祀りします。
写真撮影は石段の下からしか出来ません。
参拝したことがある人は分かると思いますが、ここには神様がいます。
僕があれこれ書いても仕方ないので、一度は行くことをお勧めします。
正式参拝をする場合、少し中に入れます。
その際は正装です。
新御敷地(しんみしきち)。
正宮の敷地は東西に2カ所あります。
20年に一度の式年遷宮で社殿が新しく建て替えられます。
神使の鶏。
天照大神が天岩戸にお隠れになられた時、鶏を集めて鳴かせました。
その為、神宮内では鶏を放し飼いにしています。
太陽神である天照大御神が隠れてしまい、世界が闇になってしまった天岩戸の神話をデザインしたTシャツ。
中央に描かれた女性は、岩戸から出てきた天照大御神。
右の半裸の女性は、楽しそうに舞っている天宇受売命。
左には岩戸の扉を持ち上げた天手力男神と夜明けを告げる鶏をデザイン。
JR・近鉄 伊勢市駅からバスで約15分。
近鉄 宇治山田駅からバスで約15分。
近鉄 五十鈴川駅からバスで約6分。
時期や時間帯によって渋滞している時があります。
その際は上記の時間での到着は難しいと思います。
平成21年の参拝時は伊勢市駅でレンタサイクルが借りれました。
自転車だと約30分くらいで到着しました。
徒歩で行く場合、一番近い五十鈴川駅でも30分くらいかかります。
途中に皇大神宮別宮 月讀宮があるので、歩いてもそれほど長くは感じませんでした。
伊勢市駅、宇治山田駅から徒歩で行くと、おそらく1時間くらいかかると思います。
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掲載情報は参拝時のものです。
最新のものではない可能性があります。