SAKAKI神社備忘録 > 神社 > 栃木県の神社 > 太平山神社
御祭神 |
瓊瓊杵命(ににぎのみこと) 天照皇大御神(あまてらすおおみかみ) 豊受姫大神(とようけひめのおおかみ) |
鎮座地 | 栃木県栃木市平井町659 |
創建 | 天長4年(827年) |
社格等 | 式内社(下野国都賀郡 大神社) 旧県社 |
例祭 | 10月18日 |
公式サイト | http://www.ohirasanjinja.rpr.jp/ |
三つ巴
太平山は標高341mと小さい山ですが、古くから信仰されていました。
写真の表参道の石段は約1000段あります。
太平山神社の周辺からは、約2000年前の古い時代の祭祀遺跡・祭祀遺物が出土しています。
垂仁(すいにん)天皇の御代に大物主神(おおものぬしのかみ)と天目一大神(あめのまひとつのおおかみ)が三輪山(現在の太平山)に鎮座された時に始まると伝わっています。
淳和(じゅんな)天皇の御代、天長4年(827年)に第3代天台座主(てんだいざす)であり、下野国出身の慈覚大師(じかくだいし・円仁)により創建されました。
疫病で人々が苦しむ中、淳和天皇は「下野国(栃木県)の霊峰三輪山に天下太平を祈る社を造営せよ」との詔を賜り、大平山神社が造営されました。
民衆だけでなく朝廷や幕府からも「天下太平を祈る社」として信仰されてきました。
長い石段を登ると、鳥居と神門が見えてきます。
社殿前の狛犬。
太平山頂上にある拝殿。
瓊瓊杵命・天照皇大御神・豊受姫大神をお祀りしています。
石段を苦労して登ってくると、別世界がありました。
境内は余り広くないけれど、恐らく昔から何も変わっていない雰囲気です。
拝殿の右には横一列に、立派な境内社が並んでいます。
左から、交通安全神社、福神社、星宮神社と並んでいます。
交通安全神社という名前の神社は全国でも珍しいです。
天孫降臨の際に道案内をしたことから、猿田彦命が祀られています。
この日は時間が無く断念しましたが、奥宮もいつか参拝してみたいです。
天孫・邇邇藝命が、天照大神の命を受けて葦原中国を治めるために、高天原から日向国の高千穂峰に天降った日本神話・天孫降臨のTシャツ。
デザイン奥は天照大神から授かった三種の神器を携え、神々を連れて高天原から地上へと向かう邇邇藝命。
その前には、邇邇藝命を道案内をする猿田彦命。
隣には道案内する神が誰であるか尋ねた天宇受売命をデザイン。
東武日光線・JR両毛線「栃木駅」からバス。
バス終点の国学院前バス停で下車後、約1000段の石段を登ります(約18分)。
掲載情報は参拝時のものです。
最新のものではない可能性があります。