SAKAKI神社備忘録 > 神社 > 神奈川県の神社 > 江島神社
御祭神 |
田寸津比売命(たぎつひめのみこと・辺津宮) 市寸島比売命(いちきしまひめのみこと・中津宮) 多紀理比売命(たぎりひめのみこと・奥津宮) |
鎮座地 | 神奈川県藤沢市江の島2ー3ー8 |
創建 | 欽明天皇13年(552年) |
社格等 | 県社 別表神社 |
例祭 |
4月最初の巳の日(初巳例大祭) 10月最初の亥の日(初亥大祭) |
公式サイト | http://enoshimajinja.or.jp/ |
波に三鱗
小田急線の片瀬江ノ島駅から徒歩約15分、江の島弁天橋を渡ると江ノ島の入口には青銅の鳥居があります。
古くから観光地として栄えているので参道はとても賑やかです。
宗像三女神を祀る江島神社は、日本三大弁天の一つに数えられています(他の2つは
滋賀県の竹生島神社(都久夫須麻神社)と広島県の厳島神社)。
御祭神の宗像三女神は、天照大神が須佐之男命と誓約したときに生まれました。
天照大神と素戔嗚尊の誓約(うけい)により生まれた宗像三女神をデザインしたTシャツ。
宗像三女神は、日本から大陸及び古代朝鮮半島への海上交通の安全を守護する神であり、大和朝廷にも古くから重視されてきました。
青銅の鳥居から2、3分歩くと、鮮やかな朱の鳥居があります。
狛犬。
瑞心門。
朱の鳥居の石段を登ったところにある竜宮城を模した楼門です。
参拝の人々が瑞々しい心でお参りできるように、という思いが込められて瑞心門という名になっています。
田寸津比賣命(たぎつひめのみこと)をお祀りする辺津宮(へつみや)。
一番下に位置していることから「下之宮(しものみや)」とも呼ばれています。
建永元年(1206年)、鎌倉幕府3代将軍の源実朝公が創建。
権現造の社殿は延宝3年(1675年)に再建されました。
奉安殿(ほうあんでん)。
辺津宮の左側にある八角のお堂です。
国重要文化財に指定されている八臂弁財天(はっぴべんざいてん)と、市指定重要文化財の裸弁財天(妙音弁財天・みょうおんべんざいてん)が安置されています。
境内には猫が多かったです。
三女神を祀る江島神社のように三匹が並んで寝ていました。
辺津宮から歩いて約5分。
市寸島比賣命(いちきしまひめのみこと)をお祀りしている中津宮(なかつみや)。
旧上之宮で、仁壽3年(853年)に慈覚大師が創建しました。
元禄2年(1689年)、五代将軍・徳川綱吉公により、本殿・幣殿・拝殿からなる権現造の社殿が再建されました。
ここにも猫が。
猫が多いです。
中津宮から約10分歩くと、奥津宮(おくつみや)に着きます。
奥津宮、中津宮、辺津宮には、三姉妹の女神様が祀られています。
この奥津宮には一番上の姉神の、多紀理比賣命(たぎりひめのみこと)が祀られています。
かつては本宮また御旅所と称されていました。
小田急江ノ島線「片瀬江ノ島」駅から徒歩約15分。
江ノ島電鉄「江ノ島」駅から徒歩約20分。
湘南モノレール「湘南江の島」駅から徒歩約23分。
掲載情報は参拝時のものです。
最新のものではない可能性があります。